こんな疑問にお答えします。
こんな方におすすめ
- Excel初心者で関数について知りたい
- 表中の数値合計を計算したい
- SUM関数をマスターしたい
Excelは470種類を越える関数が存在します。
そんな中で、ほとんどの社会人はExcel関数の数の多さから、関数を覚えることに難しさを感じてしまっています。
しかし、関数を使って表計算をすると手作業で仕事を進めるよりも圧倒的に業務効率をUpさせることが出来ます。
本記事では、そんなExcelへの難しさを払拭すべく様々なExcel関数をご紹介していきます。
さて、前置きはこのくらいにして、さっそくご紹介していきます。
【SUM関数とは】
表中の数値を合計する関数
この関数の対応Ver 2010 2013 2016 2019 365
SUM関数はこんな時に使います。
・表中で隣り合うセルA1・B1・C1の合計値を求めたい
【入力例】＝SUM(A1:C1)
・表中で上下に続くセルA1・A2・A3の合計値を求めたい
【入力例】＝SUM(A1:A3)
・表内の一部のセルのみ合計値を求めたい
【入力例】＝SUM(A1,B12,E5)
※SUM関数は、指定したセルに空白や文字などが入力されている際は、無視して計算してくれるためとても便利です。
では、実際の使用方法を見てみましょう。
SUM関数の使い方
表中で隣り合う列のセル数値を合計する
以下のような表を例に挙げます。
田中さんの3教科の合計点を計算してみましょう。
①合計点を表示させたいE2セルにカーソルを合わせる
②セルに＝SUM(A2:D2)とセル範囲を指定し入力する
※セルを編集モードにする際には編集したいセル内をダブルクリック、
またはF2キーを押しましょう
③Enterキーを押すと計算終了
※本記事では隣り合う列のセル合計について記載していますが、
行内の合計も同じようにSUM関数を使うことが出来ます。
【使用例】
＝SUM(B2:B5)
【プラスワンポイント】
山田さん・鈴木さんのテストの合計点も同様に計算したい場合は、田中さんの＝SUM(A2:D2)を入力したセルを選択し下に伸ばすだけで完了です。
①田中さんのテスト合計点が入力されたE2セルを選択
②E2セルの緑枠右下の■部分にカーソルを合わせる
③■部分にカーソルを合わせるとカーソルが✚に変化するのでそのまま左クリックしながらE4列まで下がりクリックを離す
④上記操作により、自動で山田さん・鈴木さんの合計列にもSUM関数が入り計算が完了
あわせて覚えておきたい関数
・SUMIF 指定条件下でのセル内の数値を合計する
・SUMIFS 複数指定条件下でのセル内の数値を合計する
・AGGREGATE 様々な集計値を計算する
・SUBTOTAL 様々な集計値を計算する