でもどの関数を使ったら良いのか分かりません。教えてください。
こんな疑問にお答えします。
今回の記事では、CONCAT関数初心者の方に向けて、関数の説明と使用例2つをあげています。
この記事を読んでいただくだけで、CONCAT関数をマスターできますよ!
CONCAT関数を使って出来ること
- 使用例①:県・市・町・番地情報を結合して1つのセルに表示する
- 使用例②:テストの受験者とその点数の情報をもとに説明文を作成して表示する
Excelは470種類を越える関数が存在します。
そんな中で、ほとんどの社会人はExcel関数の数の多さから、関数を覚えることに難しさを感じてしまっています。
しかし、関数を使って表計算をすると手作業で仕事を進めるよりも圧倒的に業務効率をUpさせることが出来ます。
本記事では、そんなExcelへの難しさを払拭すべく様々なExcel関数をご紹介していきます。
さて、前置きはこのくらいにして、さっそくご紹介していきます。
もくじ
CONCAT(コンカット)関数ってどんな関数?
CONCAT関数の対応Ver
Office365 2019 2016(Office365ユーザーのみ)
CONCAT関数の構文
まずはじめに、CONCAT関数の構文について簡単にご紹介します
=CONCAT(文字列1,文字列2,・・・文字列253)
意味
文字列1 と 文字列2 (と 文字列X )を結合して表示する
※『&』と同じ役割を果たす関数
※引数にセル範囲((例)A2:C2)を指定できる
第1引数 文字列
=CONCAT(文字列1,文字列2,文字列X)
引数の省略: 不可
引数の説明
・結合後の文字は、引数に指定した文字列を順番に表示する
・文字列は最大253番目まで指定可能
では、実際の使用例を見てみましょう
CONCAT関数の使い方①
『県・市・町・番地』 情報を結合して1つのセルに表示する
以下のような表を作るために入力した関数の構文をご紹介します
CONCAT関数の構文
=CONCAT(文字列1)
今回の入力内容
=CONCAT(A2:E2)
文字列1:
→『県』~『番地』の情報が記載されている範囲 A2:E2 と入力
CONCAT関数の使い方②
テストの受験者とその点数の情報をもとに説明文を作成して表示する
以下のような表を作るために入力した関数の構文をご紹介します
CONCAT関数の構文
=CONCAT(文字列1,文字列2,文字列3,文字列4)
今回の入力内容
=CONCAT(A2:B2,"さんのテストの結果は",C2,"点でした。")
文字列1:
→『氏名』の情報が記載されている範囲 A2:B2 と入力
文字列2:
→『氏名』と『点数』の間に説明文を追加したいため "さんのテストの結果は", と入力
文字列3:
→『点数』の情報が記載されている C2, と入力
文字列4:
→『点数』の説明文を追加したいため "点でした。" と入力
このように、CONCAT関数を使うことが出来ます
あわせて覚えておきたい関数
・TEXTJOIN関数 複数の文字列を結合する(区切り記号の挿入含む)