こんな疑問にお答えします。
こんな方におすすめ
- Excel初心者で関数について知りたい
- その年の最初の木曜日を含む週を第1週と起点にして選択した日付が第何週目にあたるのかを自動で抽出・別のセルに出力したい
- ISOWEEKNUM関数をマスターしたい
Excelは470種類を越える関数が存在します。
そんな中で、ほとんどの社会人はExcel関数の数の多さから、関数を覚えることに難しさを感じてしまっています。
しかし、関数を使って表計算をすると手作業で仕事を進めるよりも圧倒的に業務効率をUpさせることが出来ます。
本記事では、そんなExcelへの難しさを払拭すべく様々なExcel関数をご紹介していきます。
さて、前置きはこのくらいにして、さっそくご紹介していきます。
もくじ
【ISOWEEKNUM関数とは】
ISO8601を規定として指定した日付が何週目かを別セルに出力したい時に使う関数
この関数の対応Ver 2013 2016 2019 365
そもそもISO8601関数とは何？
ヨーロッパ式週番号システムというISOに規定されている形式を使った関数です。
WEEKNUM関数とは少し異なり、月曜日を週の始まりとしてその年の最初の木曜日を含む週を第1週とカウントします。
※その年の1月1日が金曜日から日曜日の場合は前年度の週として扱うことになっているので注意しましょう
ISOWEEKNUM関数はこんな時に使います
・ISO8601標準にのっとり、長期的な進捗状況を週単位で表記したい時など
ISOIWEEKNUM関数の書式
＝ISOWEEKNUM(日付)
※日付には日付情報のもとになるセルを入力してください
では、実際の使用方法を見てみましょう
ISOWEEKNUM関数の使い方
以下のような、スケジュール表中からISO8601に基づいて『第何週目』を別セルに出力したいとします
※以下の表では、2つの関数を使用しています。もしこの２つの関数をご存じでない方は参考までにリンクを載せておきますね。
それでは、始めましょう
①E3セルに『第何週目(ISO8601方式で表記)』を表示させるためカーソルを合わせます
②E3セル内に=ISOWEEKNUM() と入力します
③=ISOWEEKNUM() の()内に『第何週目』の数字を自動出力するために、必要な情報元であるB3を入力しEnterを押します
④すると、以下のように「２」という数字が表示されます
⑤その後、オートフィルでE3をE7までコピーすると、同じように数字が入力されます
上記のようにISOWEEKNUM関数を使うことが出来ます
あわせて覚えておきたい関数
・WEEKDAY 日付情報から指定した日付が何曜日なのかを抽出する関数
・WEEKNUM 日付情報から指定した日付がその年の1月1日から数えて第何週目なのかを抽出する関数