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【Excel COUNTIFS関数の使い方】指定した範囲内で複数条件に一致するデータの個数を求める時はCOUNTIFS関数を使おう

もちさん

こんにちは。 本ブログを運営している『もちさん』です。 ブログ運営から1年にも満たない新米ブロガーです。 本業は5年目突入・・・ 社会人って大変なことばかりですよね。 本ブログでは、私が経験してきた苦悩をもとに、得た知識を皆さんに少しでもお届けできたらと思い日々更新を続けています。 主な内容は事務仕事で使うことの多いExcelやWordなどの機能を解説した記事や心理学などのトピックです。 こんな私ですが、皆さんどうぞよろしくお願いします。

 

 

 

悩む社会人
仕事でExcelを使うことになった完全初心者です。
Excelで表を作成したんですが、指定した範囲内で自分が指定した複数の条件に一致するデータがいくつあるのかを知りたいです。
でもどの関数を使ったら良いのかわかりません。教えてください。

 

 

こんな疑問にお答えします。

 

選択した範囲内で複数の条件に一致するデータがいくつあるのかを計測する場合は、
COUNTIFS関数を使いましょう。
Excelって参考書とかいろいろありますが、初心者の方にとってはどれも難しく感じてしまいますよね。
でも安心してください。どんな初心者の方でもCOUNTIFS関数をマスターできるようにご紹介いたします。
もちさん

 

 

こんな方におすすめ

  • Excel初心者で関数について知りたい
  • 指定した範囲内で条件にあったデータの個数を求めたい
  • COUNTIFS関数をマスターしたい

 

 

 

Excelは470種類を越える関数が存在します。

 

そんな中で、ほとんどの社会人はExcel関数の数の多さから、関数を覚えることに難しさを感じてしまっています。

しかし、関数を使って表計算をすると手作業で仕事を進めるよりも圧倒的に業務効率をUpさせることが出来ます。

 

本記事では、そんなExcelへの難しさを払拭すべく様々なExcel関数をご紹介していきます。

 

 

さて、前置きはこのくらいにして、さっそくご紹介していきます。

 

 

 

 

 

【COUNTIFS関数とは】
指定した範囲内で複数条件に一致するデータ数を求めたい時に使う関数

この関数の対応Ver 2013 2016 2019 365

 

COUNTIFS関数はこんな時に使います

・受験者の結果一覧から80点数以上かつ再試の生徒数を数える
・受験者の結果一覧から80点数以上かつ90点以下の生徒数を数える

 

 

COUNTIFS関数の書式

=COUNTIFS(範囲1,検索条件1,範囲2,検索条件2,・・・範囲127,検索条件127)

※『範囲』には対象とするセル・セル範囲を入力してください
値や数式を直接指定することはできません

※『検索条件』には指定した『範囲』の中から、ある条件を満たしたものだけを抽出する
材料になるため文字列または数値を入力して下さい

※『検索条件』で文字列を指定する場合は『"検索条件"』のように『”(ダブルクォーテーション)』で囲んで入力する必要があります

※『範囲』と『検索条件』の上限は127組までです

 

【検索条件の入力方法】

=COUNTIFS(範囲1,検索条件1,範囲2,検索条件2,・・・範囲127,検索条件127)

 

【検索条件で文字列を指定する場合】
(例):テストの集計表を作成し80点をボーダーとする場合

80以上を検索条件で使用する場合
=COUNTIFS(範囲,">=80"

80以下を検索条件で使用する場合
=COUNTIFS(範囲,"<=80"

80ぴったりを検索条件で使用する場合
=COUNTIFS(範囲,"=80"

80ちょうど以外を検索条件で使用する場合
=COUNTIFS(範囲,"<>80"

80より大きい値を検索条件で使用する場合
=COUNTIFS(範囲,">80"

80より小さい値を検索条件で使用する場合
=COUNTIFS(範囲,"<80"

 

【検索条件でワイルドカード文字を指定する場合】

ワイルドカードをCOUNTIFS関数で使用することもできます。

※ワイルドカードって何?となった方は以下の記事で簡単にまとめています
【Excelの困ったを解決】ワイルドカードの使い方

 

 

 

COUNTIFS関数の使い方①
【テストの回数と合格点数を決めて条件に当てはまる人数を確認する】

 

以下のようなテスト受験者表を作成しました。
テストの成績が初回で80点以上の生徒数のみを計算し、G3セルに表示したいとします。

 

 

 

①G3セルに『テストの成績が初回で80点以上の生徒数』を表示させるためカーソルを合わせ、=COUNTIFS() と入力します

 

 

②検索条件範囲1の『テストを受験した初回人数』の計測したい範囲 B3~B10までを選択後『 , 』を入力します

 

 

 

③検索条件1として『初回』を選択したいため、『初回』の文字が入っているE3を選択後『 , 』を入力します

 

【Excel仕事のワンポイント】

検索条件1として『初回』を選択したい場合は、③のように『初回』の文字が入っているE3セルを選択して入力もできますが、
検索条件1に文字列として『初回』を入力しても同じ様に対応できます。

その場合は上記のように、『"初回"』と『”(ダブルクォーテーション)』で文字を挟むことが必須です。

 

 

 

④検索条件範囲2の『テスト結果の計測したい範囲』 C3~C10までを選択後『 , 』を入力します

 

 

 

⑤検索条件2として『80点以上』を選択したいため、『”>=80”』を入力しEnterキーを押します

 

 

 

 

⑥すると、結果として『初回でテストを受けて80点以上をとった人数』である『4人』をG3セルに表示させることが出来ます

 

 

 

 

 

COUNTIFS関数の使い方②
【テストの合格点数の範囲を決めて条件に当てはまる人数を確認する】

 

以下のようなテスト受験者表を作成しました。
『テストの成績が80点~95点の生徒数』のみを計算し、F3セルに表示したいとします。

 

 

 

①F3セルに『テストの成績が80点~95点の生徒数』を表示させるためカーソルを合わせ、=COUNTIFS() と入力します

 

 

 

②検索条件範囲1の『テストの成績が80点以上』の計測したい範囲 B3~B10までを選択後『 , 』を入力します

 

 

 

③検索条件1として『80点以上』を選択したいため、『”>=80”, 』と入力します

 

 

 

④検索条件範囲2の『テストの成績が95点以下』の計測したい範囲 B3~B10までを選択後『 , 』を入力します
※検索条件1と同じ選択範囲ですが問題ありません

 

 

 

⑤検索条件2として『95点以下』を選択したいため、『”<=95”, 』と入力しEnterキーを押します

 

 

 

⑥すると、結果として『テストの成績が80点~95点の生徒数3人』をF3列に表示させることが出来ます

 

 

 

上記のようにCOUNTIFS関数を使うことが出来ます

 

 

 

あわせて覚えておきたい関数

・COUNT関数 指定した範囲の中で、空白以外の数を数える関数
・COUNTA関数 指定した範囲の中で、空白以外の数を数える関数
・COUNTBLANK関数 指定した範囲の中で、空白の数を数える関数
・DCOUNT関数 条件を満たした数値の個数を数える関数







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