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【Excel 初心者向け】数値と文字列の違いを理解して使い分けよう!

もちさん

こんにちは。 本ブログを運営している『もちさん』です。 ブログ運営から1年にも満たない新米ブロガーです。 本業は5年目突入・・・ 社会人って大変なことばかりですよね。 本ブログでは、私が経験してきた苦悩をもとに、得た知識を皆さんに少しでもお届けできたらと思い日々更新を続けています。 主な内容は事務仕事で使うことの多いExcelやWordなどの機能を解説した記事や心理学などのトピックです。 こんな私ですが、皆さんどうぞよろしくお願いします。

 

 

 

悩む社会人
仕事でExcelを使うことになった完全初心者です。関数を入力して計算式を立てたのですが、何故か計算がうまくできません。でも何が原因なのか見当もつきません。助けてください。

 

 

こんな疑問にお答えします。

 

 

初心者の方で関数がうまく使えないというパターンは、「Excelの数値と文字列をうまく使い分けれていないこと」が原因であると考えられます。今回は、Excelの「数値」と「文字列」の使い分けや表示形式の変更を簡単にご紹介いたします。
もちさん

 

 

こんな方におすすめ

  • Excelの「♯VALUEエラー」を解決したい
  • Excelの「数値」と「文字列」の違いを学びたい
  • 「数値」と「文字列」の変換について学びたい

 

 

 

そもそもExcelの「数値」と「文字列」って何が違の?

 

数字や文字をセルに入力した時、「数値」と「文字列」の表示は大きく異なります。

 

では、それぞれの表示形式を見てみましょう。

 

 

 

Excelのセルの設定が「数値」になっている場合

 

セルに入力した値が自動で変換され、計算の対象となります。また、セルに入力した際に右詰で表示されます。

 

 

【2020年02月05日と入力した場合】

①以下のように「2020年2月5日」を「2020年02月05日」と入力すると

 

 

②「数値」として入力された場合は、以下のように自動で「2020年2月5日」として表示されます

 

 

 

【2020/02/05と入力した場合】

①以下のように「2020年2月5日」を「2020/02/05」と入力すると

 

 

②セル自体が「数値」として入力された場合は、以下のように自動で「2020年2月5日」として表示されます

 

 

 

【関数を使った場合】

以下のような表のB6にSUM関数を使ってテストの平均点を表示したいとします

 

 

①B6セルにテストの合計点を表示させるために、SUM関数を使って式を入力しEnterキーを押します

 

 

②すると、以下の表のように合計点が自動で入力されます

 

 

 

 

Excelのセルの設定が「文字列」になっている場合

「数字」・「文字」が変換されず、「文字そのもの」としてそのまま表示されます。また、セルに入力完了後は、左詰めで表示されます。

 

 

【2020年02月05日と入力した場合】

①以下のように「2020年2月5日」を「2020年02月05日」と入力すると

 

 

②セル自体が「文字列」として入力された場合は、以下のように変更されず入力した情報がそのまま表示されます

 

 

 

【2020/02/05と入力した場合】

①以下のように「2020年2月5日」を「2020/02/05」と入力すると

 

 

②セル自体が「文字列」として入力された場合は、以下のように変更されず入力した情報がそのまま表示されます

 

 

 

【関数を使った場合】

以下のような表のB6にSUM関数を使ってテストの平均点を表示したいとします

 

 

①B6セルにテストの合計点を表示させるために、SUM関数を使って式を入力しEnterキーを押すと

 

 

②以下の表のように合計点が自動で入力されず、関数式が文字列として表示される

※関数式が文字列として表示されるパターン以外では、エラーが表示されることもあります

 

 

 

 

 

「数値」と「文字列」を変換したい時はどうすればいいの?

 

前項でも、ご紹介したようにセルの設定は以下2つです

 

【 セルの設定には「数値」と「文字列」の2つがある 】

 

①数値として設定
【使用するタイミング】:数字を「数値」として表示させたい時
【使用用途】:計算式としてそのセルを利用したい時

文字列として設定
【使用するタイミング】:単語や数字を「文字」として表示させたい時
【使用用途】:計算式としてそのセルを利用せず、文字としてそのまま入力したい時

 

 

では、それぞれ2つのセルの設定方法をご紹介します。

 

 

 

「数値」から「文字列」に変換する方法4つ

 

シングルクォーテーション( ' )を 数字 or 文字 の先頭に付ける

 

①「文字列」として入力したい文字の先頭にシングルクォーテーション( ' )を入力しEnterキーを押します

※シングルクォーテーションは、Shift + F7キーを 押すことで入力できます

 

 

②すると、「文字列」として認識され左詰めで「01」と入力できます

 

 

 


【ワンポイント】

 

セルの左上に、エラーインジケータ(緑の三角マーク)が表示されますが無視しても大丈夫です。

もしどうしても消したいという場合は、【Excel 初心者向け】エラーインジケータ(セル左上の緑の三角形)って何なの? 意味と 対策まとめ でご紹介していますので、こちらもご確認ください。

 

 

 

 

セルの書式設定を変更する

 

①文字を入力する前の空のセルにおいて、「文字列」として入力したいセル範囲を選択します
(今回はA2からA4までが選択範囲とします)

 

 

②その後「Ctrl」 + 「1 キー」 を押すことで、「セルの書式設定」の画面を表示します

 

 

③ダイアログボックス中の「表示形式」タブ中の分類項目から「文字列」を選択してOKを押します

 

 

④文字列として認識されていることを確認するために、2020年02月05日と入力すると

 

 

⑤以下のように、「文字列」として「2020年02月05日」と「0」を省略していない状態で表示することが出来ます

 

 

⑥上記操作で、作業完了

 

 

 

 

区切り位置で表示形式を一括変換

 

①文字列を入力した後のセルにおいて、表示形式を「数値」から「文字列」に変換したい範囲を選択します
(今回はA2からA4までを選択範囲とします)

 

 

②選択した状態で、「データ」→「区切り位置」の順でクリックします

 

 

③以下2つのダイアログが上から順に表示されますが、「次へ」を押し2回進みます

 

 

 

④列のデータ形式で「文字列」にチェックを入れて、「完了」を押します

 

 

⑤すると、「数値」として入力された日付が「文字列」に変換され左詰めで表示されます

 

 

⑤上記操作で、作業完了

 

 

 

TEXT関数を使って変換

こちらの方法については、【Excel TEXT関数の使い方】「数値」から「文字列」に変換したい時はTEXT関数を使おう でご紹介しています

 

 

 

 

 

「文字列」から 「数値」に変換する方法

 

こちらの方法については、【Excel VALUE関数の使い方】「文字列」から「数値」に変換したい時はVALUE関数を使おう でご紹介しています

 

 

 







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