
こんな疑問にお答えします。

こんな方におすすめ
- Excel初心者で関数について知りたい
- 表から「秒(sec)」のみを抽出し別のセルに自動で入力したい
- SECOND関数をマスターしたい
Excelは470種類を越える関数が存在します。
そんな中で、ほとんどの社会人はExcel関数の数の多さから、関数を覚えることに難しさを感じてしまっています。
しかし、関数を使って表計算をすると手作業で仕事を進めるよりも圧倒的に業務効率をUpさせることが出来ます。
本記事では、そんなExcelへの難しさを払拭すべく様々なExcel関数をご紹介していきます。
さて、前置きはこのくらいにして、さっそくご紹介していきます。
もくじ
【SECOND関数とは】
「○○時○○分○○秒」から「○○秒」のみを別セルに抽出したい時に使う関数
この関数の対応Ver 2010 2013 2016 2019 365
SECOND関数はこんな時に使います
・「○○時○○分○○秒」から「○○秒」のみを別セルに抽出したい時
SECOND関数の書式
=SECOND(シリアル値)
※シリアル値とは、日付を計算処理するために格納されている数値を示します
SECOND関数では=SECOND(シリアル値)の式中のシリアル値内に、○○秒を抽出したい時間が入力されているセルを記載する必要があります。
マラソン大会のタイムを集計する際、秒数のみを抽出したい時に使えますね。
では、実際の使用方法を見てみましょう
SECOND関数の使い方
以下のような、マラソン大会の結果表中から『秒(sec)』のみを抽出したいとします
※今回は、C列の『分』欄は自動で入力されるようにMINUTE関数を使っております。詳しい使い方はMINUTE関数に記載しています
①D3セルに『秒)』を表示させるためカーソルを合わせます
②D3セル内に=SECOND() と入力します
③=SECOND() の()内に『秒』を抽出するために、必要な情報元であるB3を入力し、Enterキーを押します
④そうすると『秒』の 45 のみが、D3セルに入力されます
⑤その後、オートフィルでD3をD5までコピーすると、自動で『秒』が入力されます
上記のようにSECOND関数を使うことが出来ます
あわせて覚えておきたい関数
・HOUR 時刻から時間(時)のみ抽出する関数
・MINUTE 時刻から時間(分)のみ抽出する関数