
こんな疑問にお答えします。

こんな方におすすめ
- Excelマクロ初心者だけどマクロを使って業務効率化を図りたい
- =Evaluate() をマスターしたい
もくじ
【たった2ステップで完了】
「計算式」から導かれる「答え」を別セルに表示しよう
上記のようにセルに計算式を入れると、
その隣のセルに計算式の答えを表示できるような表を作りたいと思ったことはありませんか?
また、「計算の値を変更した場合は、答えも再計算して変更して欲しいなぁ」なんて思うのではないでしょうか。

実はたった2ステップで出来る簡単なことなんですよ。
では、実際の手順を見てみましょう。

ステップ1 名前を定義する
①初めに、答えを表示したいセルを選択します
②『数式タブ』→『定義された名前』→『名前の定義』の順にクリックします
③すると[名前の管理]のダイアログボックスが表示されます
④名前(N):の欄に入力されている文字を削除し、
好きな名前を入力します ※今回は「解答」と入力します
⑤範囲(S):の欄にもともと入力されている情報を削除し、
必要な情報元のデータがあるシートを選択します
※今回は「Sheet1」に情報があるため「Sheet1」を選択しています
⑥コメント(O):には入力しなくてOKです
⑦参照範囲(R):に入力されている情報を削除し、
=EVALUATE(A2) と入力しOKを押します
※今回は、「A2」 のセル情報を利用しているため「A2」と入力します
⑧すると、B2セルには、『名前の定義』が保存された状況になります
しかし、現段階では「B2セル」は特に視覚的な変化はありませんが、問題ございません
では続いてステップ2へ・・・
ステップ2 数式として名前を入力する
①ステップ1の⑧の操作に引き続き、「B2セル」に =解答 と入力します
②すると、B2セルにはA2セルで計算した結果が自動で入力されます
③B2セルの情報をコピーすると、以下セルでも同じように計算の解答を自動入力することが出来ます
ここまでで、作業は終了です
※ちなみに、「=EVALUATE()」は、「掛算」「割算」にも対応しています
いかがでしたか?
作業自体はとても簡単でしたよね